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明日の為のビジネス情報


第26回プラグインハイブリッド

トヨタ自動車は3日、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)を2009年末から国内でリース販売すると発表した。東京都など6都府県にハイブリッド車「プリウス」をベースにした車両を提供するのを皮切りに、約200台を自治体や企業に販売する。トヨタはPHVを一般のハイブリッド車と並ぶ環境対応車の軸と位置付けており、今回のリース販売を今後の量産化につなげる考えだ。
 経済産業省が主導するPHVや電気自動車の普及を狙ったモデル事業「EV・pHVタウン」に参画する。同事業に参加する青森県、新潟県、東京都、福井県、愛知県、京都府の6都府県にプリウスベースのPHVをリース販売する。
 国内のほか米国と欧州でも順次、リース販売を開始。米国では約150台、欧州ではフランスや英国、ドイツ、オランダで計150台以上を提供する計画。全体では約500台を販売する。【日本経済新聞2009年6月4日】
プラグインハイブリッドは家庭電気で充電できることが特徴だ。夜間電力を使用するとガソリンに比べ価格は1/10だ。電気充電で走行できる距離はリチュームイオン電池を使用し50km程度と思われる。通常車は買い物、通勤等短距離走が多く月に一度位遠出するユーザが比較的多い。だとすると通常は電気充電で走行でき遠出するときガソリンエンジンを使用し走行できることになる。極めて効率よく使用でき遠出も可能だ。
現状、電気自動車ではバッテリ価格が高価で、1回の充電での走行距離も190km程度と遠出するには再充電が必要だが充電時間がかかるのが難点である。
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編集後記
いま、電気自動車、パソコン、携帯電話等のバッテリの性能向上が、産業界のターゲットだ。電気自動車においては価格、充電時間、小型化が課題では有るが、日産自動車はガソリンの給油と同じようにバッテリの交換の実用化を目指しているようだ。電気自動車の部品数はガソリン自動車の部品の1/3と言われる。だとすると、電気自動車で通常家庭充電で遠出時には発電機(発電ロスが少なければ)で充電という組み合わせも有望だと思われる。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
インフラ<社会基盤> 全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
交通,通信,電力,水道,公共施設など,社会や産業の基盤として整備される施設
<産業基盤・交通基盤・通信基盤・金融基盤・基盤>
使用例
下水道や土地改良など市民生活にとって大切なインフラ〔社会基盤〕の整備に大いに努力された。
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