第35回日本の農業
日本の食糧自給率(カロリーベース)は1960年台70%だったのが2008年には41%となっている。世界の人口増加により食料価格の高止まりとなって、今までのように安価で米より穀物が輸入されない状況になってきている。これは価格で劣勢だった日本の食品の競争力が回復することを意味し、日本の食糧需給率を高めるチャンスといえる。
食料自給率の推移(%)<農林水産省食料自給率統計より>
年 カロリーベース 生産額ベース
1965 73 86
1975 54 83
1985 53 82
1995 43 74
2005 40 69
2008 41 65
食料需給率の向上には、農業就業人口の減少、農業就業者の高齢化、後継者不足、農業の生産性向上の仕組み等対応課題を早期に解決していく必要がある。食料危機が来てからでは対応していては解決は出来ない。
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編集後記
日本での食料不足は近年起きていないが世界では食料不足は深刻化している。これがやがて食料高騰になってくることも考えられる。そのことを考えると、日本の食料自給率40%台は低すぎるといえる。英国並みの70%程度は必要だろう。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ビオトープ<生物生息空間> 全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
小川や池など,野生の生物が生息できる環境を人工的に作った空間
その他の意味<野生生物の生息空間・生態観察園>
複合語例:
使用例
陸域から海岸域までのビオトープ〔生物生息空間〕を形成するための海と陸の緑のネットワーク事業を実施します。
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