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明日の為の経済ビジネス情報


第115回 危機管理(2.大地震と危険予知)

2011年4月18日(月)
(1)大震災の経済的損失と危険予知
大震災が起きれば、人的損失、物的損失(ライフライン、食料供給、エネルギー、工場、家屋等)、時間的損失の面において経済損失は計り知れなく大きい。
企業としてはこうした損失を受けることを想定して、部品等の製造工場の分散を図り東西に部品の発注先を持つなど、サプライチェーンの再構築が必要になってくる。
今回東日本大震災において、自動車向けの SoC(System-On-a-Chip)で世界シェアの75%を持つ事業所が被災し、一時的な操業停止が避けられない見通しだ。また、操業停止が続くシリコンウエハー関係の工場も東北地方で多く被災を受けている。
こうした、震災による影響は最小限にしなければならない。
近年経済行政の中枢が首都東京に一極集中していた。
もし首都東京、及び東海地方に大地震が起これば今回よりもさらに大きい経済的損失を受けることになる。
これを避けるのが危険予知的危機管理である。
とりわけ、東海地方にある原子力発電所は最大限の地震に対する予防措置を講ずる必要がある。電源、ポンプ、冷却水の確保は必須事項である。
(2)過去の地震からの地震予知
安政東海地震1854年12月23日 日本時間8 - 9時(嘉永7年寅11月4日辰刻)ごろマグニチュード8.4
安政南海地震1854年12月24日 日本時間16時(嘉永7年寅11月5日申中刻)ごろマグニチュード8.4
安政江戸地震1855年11月11日 日本時間午後10時(安政2年10月2日)ごろマグニチュード6.9
また、1854年7月9日(安政元年6月15日)に伊賀上野地震(M7.4)、
   1855年3月18日(安政2年2月1日)に飛騨地震(M6.8)、
   1858年4月9日(安政5年2月26日)に飛越地震(M6.7)が発生している。
さらに、安政三陸地震 1856年マグニチュード7.7
が起きており安政の時代は地震活動期となっている。
以後 南海地震、東南海地震、三陸沖地震は起きているが東海地震は起きていない東海地震については特に要注意である。
今回の東日本大震災は超特大の地震であり他の地震を誘発する規模の地震であり、安政の時代の地震活動期と同様の可能性があり危険予知的警戒が必要である。
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編集後記
転ばぬ先の杖
津波の大きさの過去の経験を言い伝えられている地域は高台に家を建て助かっている。危険予知の一つ見方は、過去の経験を参考にすることの蓄積ともいえる。
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今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
ハイブリッド<複合型> 全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
 異種のもの同士が組み合わされて,新しいものができること。また,新しくできたもの。
使用例
 軽油に代わる燃料の開発,あるいはディーゼルと他の動力源によるハイブリッド【複合型】が模索されている。
その他の言換え語例
<複合・複合物・異種混合>

要望問い合わせ他

作成2011.04.17
更新2011.04.18
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