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明日の為の経済ビジネス情報


第125回 危機管理(脱原発の危険予知)

2011年6月27日(月)

原子力発電の安全性を追及することに異論は無いが、
メディアと一部の自治体は脱原発を掲げ性急に自然エネルギーを推奨している傾向がある。
自然エネルギーは発電能力が少なく設置場所にも制約がある。
その中で脱原発を性急に行うと輸入化石燃料を使う火力発電で電力を賄わなければならない。
脱原発で原子力発電を輸入化石燃料で代替すると、毎年推定3兆5000億円の費用が要ることになる。
これは電力会社、電力利用企業、電力利用者の負担になる。
今は円高であるが今後日本の国力低下で円安傾向となることが考えられさらに円安による負担増加が考えられる。
さらに、世界的に新興国の台頭により火力発電に使用する化石燃料(LNG・石油・石炭)の需要が増大する傾向にあり、
価格高騰リスク、権益の奪い合いの安全保障上のリスクも考えておかなければならない。
脱原発はAかB、0か1の判断ではなく、前に述べたコスト、発電量、安定度、CO2排出量、安全性、立地・環境、安全保障、基幹発電等
複雑な要素を含んでおり、未来を考えた深い理解と資源利用のバランス的判断が必要である。
その上、資源輸入に拍車がかかると、昨年度まで貿易黒字をキープしていた日本が、貿易赤字に転落する可能性が高くなってくる。
貿易赤字になれば日本の900兆円を超える国債発行残高による信用不安が一気に爆発する可能性もあり、慎重な対応が必要である。
今自治体で脱原発の勢いで選挙を有利に導こうとしている方も見受けられるが、
こう言った複雑なエネルギー問題はブーム的な勢いで、性急に選挙の争点にするべき問題ではなくもっと根が深い問題である。
脱原発には慎重な対応が望まれる。
☆♪――――――♪
今日の外来語言い換え辞典 (国立国語研究所外来語言い換え提案引用)
フリーランス<自由契約> 全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
意味
 特定の組織などに所属せず,自由な立場で活動すること
使用例
 パソコンやインターネットを使って活動するフリーランス【自由契約】の若い芸術家が多いことから
<自由契約者>

要望問い合わせ他

作成2011.06.26
更新2011.06.27
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