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明日の為の経済ビジネス情報


第185回 発電方式の特徴比較

2015年6月29日(月)

1.発電方式のベストミックス
2011年3月11日の東日本大震災以来の原子力発電停止による電気料金の値上がりが顕著である。
 原子力発電の安全確保は必須なのはいうまでもないが、発電エネルギー方式には様々な特性がある。
それぞれのには弱点を持っておりその弱点を保管しつつ発電エネルギーのベストミックスを構築するべきである。
 今我々は、確かに実現できる発電エネルギーの選択と、料金値上げ回避の方策を考察することが必要である。
(1)安定供給
 a.輸入により供給国からの安定供給に支障が出る可能性が少ない
 b.輸入輸送時にシーレーンに問題が発生すれば供給停止にならない
 c.天候などに左右されない
(2)価格
 供給価格が経済情勢、安全保障情勢(地域紛争)等により変化しにくい
(3)安全性
 発電設備や備蓄等により地域の安全確保に問題がない
(4)備蓄日数
 備蓄日数が長い
(5)発電規模
 発電できる電力量の大きさ
(5)環境保全
 Co2出力が少ない
(7)立地時の問題
  日本では、漁業権・水利権や国立公園内の立地の問題などで建設計画時、
多量の交渉時間や補償費が費やされることの無い様、法整備を図る必要がある。

各発電エネルギーの特徴と評価(2015年6月)

評価
種別 資源・発電方式 (1)
安定供給
(2)価格 (3)安全性 (4)
備蓄日数
(5)
発電規模
(6)
環境保全
総合評価 備蓄日数 備考 総評
1 現稼動原子力 原子力 4 5 3 5 5 4 26 始動すれば
1年・2年(再処理)
稼動する
2020年は
安全対策費単価1.5をプラス
安全を確保し早期に再稼動
2 第4世代原子炉 超高温原子炉 4 5 4 5 5 4 27 2021年以降 実証試験し新設稼動
3 化石燃料 石油 3 2 4 4 3 2 18 石油:約100日分
(当方推定)
輸入エネルギーは最悪供給停止に繋がり安全保障上回避 輸入資源は極力依存度を下げる
石油は緊急時使用
4  〃 LNG 3 4 3 2 4 3 19 20日(当方推定)
-162度で保存必要(冷却に安定電力が必要)
5  〃 石炭 3 5 4 3 4 1 20 40日(当方推定)
6  〃 メタンハイドレート 4 4 4 5 4 3 24 国産資源大切に開発し使用
7 自然エネルギー 風力 2 3 5 3 2 4 19 気候に左右 ・期待されるが、
基幹エネルギーになり得ない
・補助が過ぎると電気料金値上がり
8  〃 水力 3 3 5 3 3 4 21 気候に左右
9  〃 太陽光 1 2 5 3 1 4 16 気候に左右 費用35%減少
10  〃 太陽熱 2 2 5 3 1 4 17 気候に左右
11  〃 波力 3 3 5 3 2 4 20
12  〃 地熱 4 4 5 5 3 4 25 期待大

評価 1:問題あり・・・3:普通・・・5:優秀  数字は当サイト推定値



 速やかに安全確保の上、原子力発電を稼動し、これ以上の原子力発電停止による電気使用料金値上げは、避けなければ経済的打撃は大きい。

2.再生可能エネルギー補助の現実
東日本大震災以降の自然エネルギー推進で、将来性あるものとして地熱発電は有望である。風力発電も立地条件が適合すれば推進できる。
しかし、太陽光発電等の、補助は既存の電力料金の中から徴収され、一見技術発展し中心的エネルギーになるかの話であったが現実は、海外の企業による進出に脅かされ補助の特典を海外企業に多く使われる事態を誘発した。太陽光発電の補助は20年前から実施され、当時は10年程度経ち使用家屋が多くなれば機材価格も安くなり設置家屋に利益が得られると言う設定で推進されてきた。しかし、太陽光発電の設備及び設置は庶民の買える値段ではなく耐用年数も不透明だ。太陽光発電のシェアーも未だ1%程度だ。
太陽光発電の耐用年数、平均収支、補助使用企業(国内・海外)等を実績集計し、さらに将来見通しを推測し開示するのが、太陽光発電を買えない庶民の電気料金の一部を補助として使うことへの責務だ。

☆♪――――――♪
編集後記
今年の梅雨は例年に無く雨の多い梅雨となっています。
日々熱さが増しているような気がいたします。
さて、発刊の方日がまちまちで申し訳ありません。
できる限り、今後偶数月の第二月曜を目標として頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします。

要望問い合わせ他

作成2014.03.20
更新2015.06.29
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